インターネット通信の低速化には、パソコンの性能も大きく関わっていますが、同じくらいルーターの性能や電波環境などが影響しています。もしパソコンと同時期にルーターを購入したのであればルーターも相当古くなっているはずですね。
そこで、ネット環境の低速化を解決する方法の一つに、ストリーム数(アンテナ数)の多いルーターに買い替えをすることです。もちろん最新規格の11acに対応していることも大切ですが、ストリーム数(アンテナ数)が多くなければ、接続子機が増えている現状を解決することは出来ません。
通信規格 | 11ac | 11a | 11n | 11g | 11b |
ストリーム数 | 8ストリーム | 1ストリーム | 4ストリーム | 1ストリーム | 1ストリーム |
ストリーム数(アンテナ数)が少ない場合には、端末ひとつひとつを順に繋いでゆくことしか出来ないので、当然ながら通信速度は遅くなるのです。アンテナ本数は単純に言うのであれば通信できる通路で、本数が多ければ通路が増えてくることになるのです。
Wi-Fiルーターを新しくする利点は、Wi-Fi接続する全ての機器(スマホ・タブレット等)が、当然ながらスピードアップされて速くなりますので、低速化にお悩みの時には子機(パソコンやスマホ・タブレット)を買い換える前に、ルーターを最新機種にするだけでも高速化が図れるのではないでしょうか。
以前、ここの投稿でWi-Fiルーターのアンテナ本数についてメモしていますが、低速化への対応措置として今一度取り上げて見ました。