1階にWi-Fiのルーターがあるときに、2階のお部屋には電波が届きにくい時があります。ルーターをどこに配置しても繋がりにくい時は2つの方法を試してみると良いでしょう。
中継機の活用
中継機は親機(Wi-Fiルーター)からの電波を受信し、それを増幅して再送信する役目を果たします。それと価格が比較的安いのが大きなメリットとなっています。
また、もし現在使用していない古い親機(ルーター)があれば、それを中継機として転用できる場合もありますので調べて見ましょう。
ただし、中継機は同一周波数帯で同時に受信と送信が出来ないために通信速度は半減することになります。
メッシュネットワークの構築
メッシュネットワークは、対応したWi-Fiルーターと複数の子機を設置して「網の目」のように電波を張り巡らせることが出来ます。
さらに、子機が1台壊れてもネットワークを維持することも可能で多くの利点を持っています。しかし、メーカー指定の親機と子機の組み合わせでないとネットワークを構築することが出来ません。
また、これらの機器の導入コストが高く、新たに機器すべてを取り替える場合以外には導入が困難な状況があります。
この様に考えると、中継機を設置するときには使用していない古いルーターで代用するのが最も導入コストがかからない方法です。使用していないルーターに動作モードの切替スイッチがあれば十分に使えるはずです。
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アクセスポイントとルーターの違い
「アクセスポイント」とはアクセスポイント(親機)が接続されているネットワークに子機を接続させるための機器で、有線LANと ...
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