現在Wi-Fiで使用されている通信規格は、11ab、11ac、11n、11a、11g、11bの6つの規格ですが、最新の11abはまだまだ対応機器が少ない状況です。
このような中で、さらに高速な「11ax 」「11ay 」の標準化が進められています。「11ax」は「11ac」の後継規格で、最大9,7Gbpsの高速通信に対応して消費電力を低くする機能なども付けられる予定です。
また、「11ab」の後継規格として「11ay 」の標準化も進められています。どちらも2019年以降に対応したルーターや端末が登場してくるものと思われます。
次世代通信規格の概要
通信規格 | 特徴 | 標準化予定 |
11ax | 11acの後継規格。11acに比べ、約1.5倍にあたる約9.7Gbpsの最大伝送速度で通信できる様になる。また、電波状況の良いときの通信が高速化されているのも特徴 | 2018~2019年 |
11ay | 11abの後継規格。60Ghz帯を利用する11ab規格を拡張し、20Gbpsの通信速度を実現する予定になっている | 2019年 |
上記の様に、今後ますますWi-Fiは高速化されてゆきますが実際に出るスピードはルーターだけを交換しても高速化はできません。
スマホやパソコン等の対応機器が出揃い使用端末とルーター双方が通信規格に対応して初めて実現することになります。今後新規に機器を揃える場合には十分にこの点を考慮しながら進めてゆきましょう。
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