最近のWi-Fiルーターには、USBポートの付いている機種が多く見られます。ただ全てのハードディスクが使える訳ではありません。
ですが、その機種固有の条件をクリアするととても便利に活用することができますで、覚えておくとデータの共有が簡単に行なえます。
Wi-Fiルーターとハードディスクの組み合わせの中で、特に多い条件はFAT32でフォーマットしたハードディスクしか認識しないことです。
この場合は1ドライブの容量が2TBまで、1ファイルが2GBまでに制限されてしまいます。また、他にもWi-Fiルーターとの接続時にハードディスクのフォーマットが必須の条件になっているものもあります。
この様に、Wi-Fiルーターのメーカーや機種によっては、仕様が大きく違ってきますので各機種の取扱説明書などで必ず確認をしておきましょう。
パソコンからWi-Fiルーターに接続
Wi-Fiルーターの設定画面を開き、「USBストレージ」をクリック。コンピュータ名やユーザー名パスワードなどを設定して「保存」します。
接続する時は、パソコンのエクスプローラのアドレスバーに「\\(パソコンのIPアドレス)」を入力します。表示された画面で、先程設定したユーザー名とパスワードを入力して「OK」をクリックして、認証が終了するとハードディスクの内容が表示されます。
スマホからWi-Fiルーターに接続
なお、スマホからの接続を可能にするには端末のブラウザを起動してルーターのIPアドレスを入力ルーターでパソコンと同じ様にIDとパスワードを入力してログインをタップします。
ここで、ログインが成功するとUSBハードディスクの内容が表示されますので、ファイルの閲覧やダウンロード、更に端末内のファイルをアップロードしてコピーすることも可能になっています。
この様に、Wi-Fiルーターに直接USBハードディスクを接続することで、各種データをスマホやタブレットなどと共有することがとても簡単になります。